2013年9月22日日曜日
学生時代の思い出 中山闘志
3年生の最後の文化祭のことです。僕たち3年生は劇をすることになっていました。僕のクラスには高校時代一番中がいい友達がいて、運よく僕ら2人が
焼肉の店長とそのアルバイト、という役をもらいました。台詞は2人合わせて三行程度。2人は激怒で、何度も劇の指揮をしている生徒に抗議しに行きましたが台詞は変わらず2人で三行程度でした。
文化祭前日
その友達と夜集まったときに、
僕が、
なぁー、これ絶対おもんねーよな?
友達、
かなりな、まじやりたくねーし
と、不満をたらたら話していました。
すると、なにを思ったか僕が突然
千と千尋の神隠しの、千が湯婆婆に
旅館で働かせてください
ってシーンを劇に入れたろ!
友達、
大賛成。
もちろん僕らの台詞は
2人合わせて三行程度、それに台詞を変えるなら8行程度にはなる。そこで問題が出てくるのですが、
この劇には審査員がいて劇に時間が決められていて、それを超えると減点対象で、点数が引かれるとのことでした。クラスのみんなはもちろん高得点を狙っていました。
しかし、僕らはそんなことどうでも良かったので劇ぶち壊そう作戦で行くことを決意しました。
文化祭当日、
僕らの番が。
前日その台詞をみただけなのに、僕と友達の息はピッタリでお客さんも大爆笑で僕らの中では大成功でした。
ふとまわりを見渡すと、
クラスのみんなの目が
こいつらのせいで最下位決定
と言わんばかりの目つきで、僕と友達を睨んでいました。
三年生のクラスは全部で5クラス、どのクラスの劇をみても、僕らのクラスは最下位まっしぐらの完成度でした。
さぁ、いよいよ
順位の発表…
一位二組!愕然とする僕らクラス…そのまま僕らの組は呼ばれることなく
4位、5組
あー、やっぱり最下位、
みんなには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
早く5位、1組と言ってくれ。この場からすぐさま抜け出したかった。
司会者が口を開く…
順位はここまで、
最優秀賞の発表。
最優秀賞は1組!
理解できなかった。
すると、審査員が
最下位はいませんでした、が1組が特に輝いていたので、最優秀賞を贈りました!
みんなからの大拍手
僕と友達は涙、男2人気持ち悪いながらも抱き合いました。その後、クラスのみんなから
お前らのおかげや!ありがとう!
僕らだけでなく、
クラスみんなで大成功に変わってとても嬉しかったですこれが僕の思い出です。いかがでしたでしょうか?笑
それでは次の方にまわしましょーか。
お次は深川くん!!
毎朝していることは??????
宜しく御願いします。